未病を治す!
暑い日が続いておりますがいかがお過ごしですか⁉️
最近、NHKでも東洋医学を取り上げて頂く機会が増えて来ました。トリセツショーやNHKスペシャル 東洋医学を“科学”するなど
ご覧になられた方もいらっしゃると思います。
敗血症(細菌やウイルスの感染によって、心臓や肺といった臓器の機能が障害を受け、臓器不全を起こす病気です)の足三里というツボに鍼をすると免疫異常が改善されたり、冷えが原因の肩こりには三陰交という足のツボが肩こりに効くと言うことを説明していました。
なぜ足のツボが効くのか、それは鍼を打つことで脳に影響を与え痛みや免疫に作用することがわかってきたからです。
当院でも肩凝りや腰痛などで来られても仰向け、うつ伏せの両方に治療をさせて頂いております。
それはただ痛いところの筋肉や神経に鍼をするよりも免疫力を向上させる、身体の冷えを改善する、胃腸などを整える等の自律神経調節やホルモン調節の治療を一緒にした方がより痛みの改善に効果があることが私の臨床でわかったからです。
悪くなった時に治療に来て頂くのも良いのですが、本来の東洋医学の考え方である【未病を治す】と言うように定期的にメンテナンスとして治療を受ける事をお勧めしています。
(未病とは、健康と病気の間にあるゆらぎの状態を指し、発病には至らないものの軽い症状がある状態です。五臓六腑がつながっているという考えが根本にあり、軽いうちに異常を見つけて病気を予防するという考え方です。)
鍼灸やカイロプラクティックは現在の症状に対してだけでなく、未来の健康に投資していると考えて頂けると幸いです。